【参考資料メモ】QOLとADLについて

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ADLとは、
日常生活動作(Activities of Daily Living)を意味し、食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動を示します。
QOLとは、
クオリティー・オブ・ライフ(Quality Of Life)の略であり、一人一人の人生の内容の質や社会的に見た生活の質を意味します。

下記のホームページで分かり易く説明していたので参考に紹介します。

ADLを低下させない重要ポイントは2つ!IADL維持とQOL向上 | 介護施設サービス・老人ホーム「そよ風」が教える介護の基本「ミンナノミライ」
いつまでも元気だと思いたい親のふとした拍子に垣間見る老化。少しずつADL(日常生活動作)が低下したと感じ、なんとかしたい...

ADLは介護をするうえでの基本概念でもありますが、最近では、このADLを細分化した「IADL(アイエーディーエル)」や生活の質「QOL(キューオーエル)」が注目され、その維持や向上が重要視されています。

IADLとは、日常生活を送るうえで欠かせない複雑な動作のことを指します。具体的には、掃除や料理、洗濯、買い物などの家事動作全般や、薬や金銭の管理などが該当します。
ADLとは、日常生活動作のことで、移動・排泄・食事など、生きていくうえで欠かせない基本的動作を指します。私たちが生きていくうえで欠かせない動作といえるでしょう。このADLが失われると、自分で思うように生活することが難しくなり、介護が必要な状況となります。

Lawtonの8つの評価項目
Lawtonの評価項目には、次の8項目があります。Lawtonの尺度では「食事の支度」「家事」「洗濯」は女性のみの設問とされていますが、日本老年医学会は「現在では男性についても8項目で評価することが推奨される」としています。

電話を使用する能力:電話を使うことがどの程度できるかが問われます。
買い物:買い物がどの程度できるかが問われます。
食事の支度:食事の支度がどの程度できるかが問われます。
家事:家事がどの程度できるか、適切に行えるかが問われます。
洗濯:自分の洗濯がどの程度できるかが問われます。
移動手段:外出した際の移動手段について問われます。
服薬管理:薬を適切に服用できるかどうかが問われます。
金銭管理能力:金銭管理がどの程度行えるかについて問われます。

その総点数が高いほど自立している(=介護が必要ない)ということになります。